2006年11月11日
東方神起が日本に初来日してから約2年、日本公式ファンクラブ「Bigeast」が発足して7カ月。記念すべき初のファンクラブイベントが幕張メッセで開催された。
イベントは同日に1部と2部の二回開催。“メンバーの素顔”をキーワードに、ゲーム・クイズ・ミニライブが行われた。
初の大規模イベント
この当時、東方神起の日本でのライブ実績は、単独ではライブハウスツアー(「Heart, Mind & Soul」ツアー)のみだった。またファンイベントの実績としては、CDの購入者イベントやメディアの公開収録など比較的小規模ものがメインであった。
そんな中、幕張メッセのイベントホールという大会場での単独イベントは初めての経験。報道によると1万3000人が来場したという。
DVD『History in Japan Vol.2』やBigeast会報からは、メンバーらが当イベントへの多くの人の来場に驚いていたことが伺える。この時期、韓国ではトップアイドルとして不動の地位を固めていたにも関わらず、日本での人気はまだまだ実感できていなかったのだろう。
しかも、1時間半も日本語をしゃべりっぱなしというのも初めてのシチュエーション。これにはメンバーも緊張したと後に語っている。
ゲーム
まずはウイイレ対決。メンバーが大好きなサッカーゲーム「ウイニングイレブン」をトーナメント方式で競い合うものだ。
イベント当日に全試合をやっていると時間がないため、事前に収録したトーナメント映像を皆で観戦し、決勝戦(ユンホ VS チャンミン)だけをライブで実施した。
ジェジュンはチャンミン側の応援、ユチョンはユンホ側の応援につき、ジュンスは解説者に回ることとなった。
ジェジュンの提案で会場を2チームに分け、応援合戦(WAVE)をすることに…。「セクシーWAVEではなく、ノーマルなWAVEでお願いします!」と微妙(?)なアドバイスをするジェジュン。
Bigeast会報 Vol.3
ゲームがスタートすると、ユンホとチャンミンが真剣にプレイする中、ジェジュンはユチョンとともに対戦相手をピロピロ笛で妨害するというおバカ(?)な役回りなのだが、全力で妨害してみせた。
次に、決勝に残れなかったジェジュン・ユチョン・ジュンスの3人に焦点を当て、罰ゲームのコーナーへ。これは、目隠しBOXの中にあるモノを手探りで触って当てるゲームだ。
ジェジュンらが生き物や怖いモノが入っているのではと怯える中、ゲームはスタートした。
いざスタートすると、全員が「あ゛~っ!」「お~っ!」と叫びまくり。(中略)ジェジュンは、1部で触った湯たんぽを「亀に似ています!」と残念がり、2部の正解パイナップルでは、箱のフタがずれるほど怖がって転倒していた。
Bigeast会報 Vol.3
ジェジュンは中々正解できず、他のメンバーが「これは危険なものです!」と煽る中、驚いて転んでしまった自分に照れ笑いしていた。
この他にも、隣に座るメンバーの顔を描く“お絵描きゲーム対決”が行われ、3ゲーム合わせての総合得点で順位が決まった。
優勝者は1部はユチョン、2部はジュンスで、メンバーに命令できる王様権が与えられる。ジェジュンは2部の王様ジュンスに尻文字を命じられ、恥ずかしがって照れながらもお尻で文字を書ききった。
クイズ
この日の参加者には入場時に答案用紙が配られており、開演前の待ち時間に書き込むクイズ、開演中にメンバーから出題されるクイズ、終演後に答えるクイズの合計19問にそれぞれ記入し、退場時に答案用紙を回収BOXに提出した。クイズの全問正解者の中から、当選者にはメンバーのサイン入り私物が贈呈された。
ミニライブ
ラストは次の曲目でミニライブが行われた。
・Sky
・Begin
・The Way U Are
・“O” -正・反・合
大きな会場で「Sky」を披露するのは同年7月の a-nation’06 以来だったが、a-nation’06 はユンホが欠場していたため、5人では初披露となった。
DVD
当イベントの模様は、短い映像ではあるがこちらのDVDで紹介されている。