2006年11月8日
東方神起は日本で8枚目のシングル『miss you / “O”-正・反・合』を発売。この曲はオリコン週間チャートで過去最高の3位を獲得した。
収録曲
・miss you
・“O”-正・反・合
当シングルは2曲とも『Sky』に続くダンス・ナンバーだが、まったくタイプの異なる曲である。
特に、日本でのリード曲『miss you』は、アップテンポな曲展開にバラードのような切ない歌詞を合わせるという点で、東方神起が経験したことのないタイプの曲であった。
メンバーたちのインタビューからは、聴き馴染みのないタイプのこの曲に初めは戸惑ったものの、新たな歌い方を引き出されたことが分かる。
今回は切ない叫び的な感じで歌ったんですが、その感覚をつかむまでが大変でした。切なさに集中するとリズムに置いていかれそうになるし、リズムの早さばかりに集中すると歌詞の中に書かれている主人公の切ない思いをうまく表現することができなくて、本当に大変でした。(ジェジュン)
東方神起、「miss you/“O”-正・反・合」ロング・インタヴュー&PV密着映像<INTERVIEW> | BARKS
PVはメンバーそれぞれが違う役柄で演技を行った。ジェジュンはホテルにこもってキーボードで作曲をしている最中に「miss you」のメッセージを受信するという設定。
現実のジェジュンもこの頃すでに作曲を始めていたことから、PV撮影の時は「キーボードや作曲用ソフトの入ったPCを羨ましそうに見つめていた」という(Bigeast会報 Vol.3より)。
『“O”-正・反・合』は韓国の3rdアルバムのタイトル曲を日本語バージョンにしたもの。
『“O”-正・反・合』の日本バージョンのPV撮影は10月下旬、韓国の3rdアルバムのプロモーション活動のさなかに行われた。東方神起はこの日、PV撮影のためだけに来日。朝イチの飛行機で10時に日本に到着すると、空港からまっすぐ撮影現場のスタジオへ直行し、12時半に現場に入った。
ダンスシーンの撮影は体力の消耗が激しく、一回踊りきるたびに全員が一斉に床の上に崩れ落ちるほどだった。
床に倒れ込み、打ち上げられた魚のように這いつくばう者あり(ジェジュン)、即座にステージ脇に用意された扇風機の元へスライドする者あり(ジュンス&チャンミン)、魂が抜けたかのようにボーッと一点を見つめステージに腰掛ける者あり(ユンホ&ユチョン)と様々。
(中略)しかし、彼らは監督と話し合い、納得いくまで嫌な顔ひとつせず何度もステージに戻り、力を抜くことなく全力でその思いに応えていたのでした。
雑誌「WHAT’s IN?」2006年12月号
深夜まで撮影をこなした東方神起は、なんと翌日も(正確には既に日付が変わっているので当日)韓国でPV撮影があるため、そのままの足で空港に向かい帰国したという。
メンバーたちの過酷な状況を知る日本の東方神起スタッフは、 『“O”-正・反・合』 のPV撮影を乗り切った彼らの精神力と体力に賛辞を贈るとともに、次のようなコメントを寄せている。
今回に限らず、忙しいスケジュールに於いて、常に削られるのは睡眠時間だ。眠るのは移動中のみとなる彼らの貴重な移動時間を、せめて静かに休ませてあげたいと切に願う。
Bigeast会報 Vol.3
全国縦断ラジオ・ツアー
リリース日当日の11月8日、福岡・名古屋・大阪・東京・札幌の5都市を1日で縦断しラジオに出演するというプロモーションが実施された。
この日のラジオのOAスケジュールは次の通り。
6:00 福岡(FM Fukuoka)
9:00 名古屋(FM Aichi)
11:30 大阪(FM Osaka)
15:00 東京(Tokyo FM)
21:00 札幌(FM North Wave)
一日でこれだけの移動をするのは体力的負荷も相当なものだ。メンバーたちはDVD『History in Japan Vol.2』でこの時を振り返り、『Sky』のPV撮影で過密日程を乗り切ったときと同じくらい大変だったと語っている。
この日札幌でラジオツアーを終えたメンバーたちは、好物のラムしゃぶをたくさん食べることができたそうだ。
CD・DVD
CDのみのバージョンには『Sky』のリミックス・バージョンが収録されている。
『History in JAPAN Vol.2』ではPVのメイキング映像やメンバーのインタビューが収録されている。
あの時に戻りたくないって言葉を聞いた時に、すごくショックを受けたんですけど
このスケジュールをもうこなしたくないとゆう事なんですよね
きっと🥲
移動中の車の中が睡眠をとる場所だなんて若いからできた事で
今なら到底倒れてしまいますよね
miss you 録音したものもいいですけど武道館Liveの登場シーンから衣装からダンスから全部好き💕
つらい事沢山あったと思いますが、最近は楽しい思い出も少しずつ語ってくれるようになって、本当によかったです。Liveは切ないよりカッコイイ!って感じですよね。私もいま映像を見返しました。やっぱり良いなぁ💛