東方神起 日本シングル『Sky』

2006年8月16日

『Sky』は東方神起の7枚目のシングル。当作で東方神起は、オリコン週間チャートで初のトップ10入り(6位)を果たし、デイリーチャートでも自己最高記録の3位を獲得した。

収録曲

・Sky
・No Pain No Gain

タイトル曲『Sky』はサーティワンアイスクリームのCMソングとなった。東方神起のそれ以前の日本語曲とは趣向を変えて、大人っぽいというより可愛いに近い爽やかさを打ち出したダンスナンバーである。それまでの日本語曲に多く見られたバラード曲のハモリとは異なり、アッパーな『Sky』でのハモリではひと工夫が必要だったようだ。

やっぱり声を張る歌なので、軸になる歌メロに負けないような強いハモリが必要になります。なので、いつもよりもコーラスを強く歌うように心掛けました。(ジェジュン)

東方神起、「Sky」ロング・インタヴュー&「東方神起に5つの質問!」スペシャル映像<INTERVIEW TOP> | BARKS

『Sky』の冒頭のラップはユンホとユチョンが夏をイメージして作詞したもの。元々レコーディングの前にはラップは無かったが、メンバーの発案で入れることになったという。

『No Pain No Gain』は同じくビートの効いたダンスナンバーではあるが、こちらは『Sky』とは真逆の妖しげな夜の雰囲気をまとった曲。この曲は日本語の発音が難しく、ジェジュンはレコーディングに苦戦したようである。

僕が一番苦労したのは、”壁を叩く腕の痛みが僕の気持ちを熱くさせるよ”という歌い出しの部分。メロディと歌詞の絡みの関係で、語尾を次の言葉に繋げるときにメロディと絡ませるように伸ばすニュアンスがなかなかできなかったんです。そこだけで1時間半もかかったんですよ!(ジェジュン)

東方神起、「Sky」ロング・インタヴュー&「東方神起に5つの質問!」スペシャル映像<INTERVIEW TOP> | BARKS

初の海外でのPV撮影

PV撮影は6月下旬、「Heart, Mind and Soul」ツアーや韓国活動の合間を縫って、サイパンで2泊3日で行われた。日本活動ではこれが初めての海外ロケであった。

岩場で足元が安定しない環境の中、全員でのダンスシーンから撮影はスタート。1曲踊るたびに体力が失われていく様が、見ているだけでわかる。歌い始めて直ぐに目に見えるほど大粒の汗が、メンバー全員のあごの先から落ちていた。

Bigeast会報 Vol.2

当日の気温は35℃の猛暑であった。蒸し暑さと焼け付くような強い日差しの中での撮影は、メンバーもスタッフも気力と体力との闘いだったことが、メイキング映像やインタビューではよく分かる。

プロモーション活動

a-nation’06や韓国でのアルバム『“O”-正・反・合』の制作と並行して、全国各地でプロモーション活動を行った。

8月11日 ABCテレビ「おはよう朝日です」生放送
8月11日 ABCラジオ「ミュージックパラダイス」
8月13日 イベント「Big Wave」出演@名古屋
8月15日 Yahoo! Live Talk出演
8月17日 ラジオ「au presents Music Patisserie」公開収録@KDDI Design Studio
8月19日 中京テレビ番組祭り チェッキョ!アイランド「ズームSUPERステージ」出演
8月27日 FM Osaka公開収録@京都

Sky Touch会

8月20日、東京のラフォーレミュージアム六本木で“Sky Touch会”と名付けられたハイタッチ会が開催された。各メンバーはブースの中に着席し、順に現れるファンとテーブル越しにハイタッチを行った。

約8時間をかけて2万5000人のファンとハイタッチ。ジェジュン(20)は「韓国でもやったことがなかったので緊張した」と感想。

新聞「スポーツニッポン」2006年8月21日

オリコンチャートの記録が示すようにファン層がじわじわと拡大してきていることを、ジェジュンは当イベントを通して感じ取ったようである。

今回集まったファンの印象として「今までは、あまりいなかった男性ファンがいてびっくりしました」とジェジュン。実際に女性ファンが大半の中、男性ファンもちらほら。ファン層が確実に広がりを見せているようだ。

東方神起、ファンと2万5千回のハイタッチ | BARKS

アイスクリーム食べ比べ企画

雑誌「WHAT’s IN?」の企画では、CMでタイアップしたサーティワンアイスクリームのショップを訪れ、“ききアイスクリーム”対決を行った。

対決内容は各メンバーが10種類のアイスを試食し、店にある36種類のメニューの中からどの名前のアイスかを当てるというもの。結果は、1位のユチョンが9問正解、2位のユンホとジュンスが7問正解、4位のチャンミンは5問正解。ジェジュンは次の通りだった。

“ビリ”はジェジュン。正解は全員正解した2問だけ。料理上手で味覚は確かなはずのジェジュン、意外な結果です。しかも“キャラメルリボン”と“グレープソルベ”を間違うなど、間違いのスケールがデカイです!(笑)そして罰ゲームとして“梅干し1個丸かじりの刑”が与えられたのでした(笑)。

雑誌「WHAT’s IN?」2006年9月号

ちなみにサーティワンアイスクリームの中でジェジュンのお気に入りの味は「抹茶」とのことであった。

CD・DVD

CDのみのバージョンには『明日は来るから』のリミックス・バージョンが収録されている。

『HISTORY in Japan Vol.2』はサイパンでのPV撮影やSky Touch会の映像が収められている。

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