おすすめのジェジュン掲載書籍・雑誌 ~東方神起期・コレクター編~

アーティストがライブ音楽ではなくレコーディングしたCDを出すこと――

その意味は沢山あると思いますが、ひとつは時が経っても残り続け、自らの歴史として形に残っていくことだと思います。

ジェジュンのCDを聴きながら、ファンは当時の様々な出来事に思いを馳せたり共感したりします。

その際、手元に書籍や雑誌があることで、タイムスリップしたかのように同じ時を味わえるのはなんと幸せなことでしょう。

ジェジュンの東方神起時代の音楽は、年月の経過と様々な状況の変化により、今や過去のものとなっています。

メディアや事務所が語らない、5人で精力的に活動していた歴史が、このまま受け継がれずに消えてしまって良いのでしょうか。

こんな方におすすめ

・主な作品や映像は見尽くしたけれど、さらに未知のエピソードを見つけたい方

・一点一点探しながら集めるのが好きなコレクターの方

・ジェジュンの活動の証となる資料がこの世から失われないよう保護したい方

今回のおすすめは5人時代にすでに詳しい方を想定しています。

自分にはハードルが高そう…と思われる方は、ビギナー編5人ファン編でもおすすめをご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。

これからコレクションにおすすめな雑誌のリストを共有させていただきますが、その前にまずは東方神起が日本でどんな雑誌に掲載されていたのか、全体像をつかんでみましょう。

掲載回数の多い雑誌一覧

雑誌名称出版社ジャンル掲載頻度
WHAT’s IN?ソニー・マガジンズ音楽
PATi PATiソニー・マガジンズ音楽
ARENA37℃音楽専科社音楽
B-PASSシンコーミュージック
・エンタテイメント
音楽
月刊アピーリングローソンエンターメディア総合エンタメ
Ray主婦の友社ファッション
CDでーた角川マガジンズ音楽
MUSIQ?シンコーミュージック
・エンタテイメント
音楽
Oricon Styleオリコン・エンタテインメント音楽
オリ★スタオリコン・エンタテインメント音楽
ザ テレビジョン角川書店テレビ

リストを見ると分かるように、音楽雑誌が圧倒的に多いですね。

これは東方神起に限ったことではなく、かつて日本ではアーティストの宣伝活動の場として音楽雑誌がかなりのウェイトを占めていました。

東方神起の掲載頻度が高い雑誌は6つです。そのうち「WHAT’s IN?」「PATi PATi」「ARENA37℃」の3誌については、前回の5人ファン編でご紹介したように総集編が発売されています。

それらの総集編を手に入れたら、次はどの雑誌を狙っていくべきか。各誌の特長や流通状況を比較し、内容の濃さや手に入れやすさなどの点から、3つの雑誌をおすすめ順にご紹介していきます。

1. 月刊アピーリング

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月刊アピーリングはローソン限定で販売していた雑誌。ジャンルは総合エンタメではありますが音楽が中心です。定価が100円~200円とプチプラですが、記事は他の音楽雑誌と比べても遜色ない高品質。現在は廃刊となっています。

ジェジュンの掲載号はこちらです。

Vol.発売年月日発行月表紙Jaereeds
所蔵
152005年4月24日5東方神起
252006年3月24日4上原奈美
262006年4月24日5間宮兄弟
282006年7月24日8ゲド戦記
292006年8月24日9東方神起
302006年9月22日10超飛行少年
312006年10月24日11東方神起
322006年11月24日12スムルース/
FUZZY CONTROL
332007年1月24日2東方神起
342007年2月23日3UVERWorld
352007年3月23日4東方神起
362007年5月24日6高杉さと美
372007年6月22日7UVERWorld
382007年7月24日8東方神起
402007年9月21日10東方神起
412007年11月22日12東方神起
422007年12月21日1COLOR
432008年1月24日2東方神起
442008年3月24日4コダマセントラル
ステーション
452008年4月24日5東方神起
462008年5月23日6SUPER JUNIOR
482008年7月24日8天上智喜
492008年9月24日10UVERWorld
502008年10月24日11天上智喜/
CLIFF EDGE
522009年1月23日2東方神起
532009年3月24日4東方神起
542009年7月24日8東方神起
56 2009年9月24日10林遣都
572009年10月23日11UVERWorld
602010年1月22日2AAA
612010年2月24日3DEEP
64 2010年5月24日6松下優也
65 2010年6月24日7スリーアミーゴス
682010年9月24日10UVERWorld

掲載回数は当サイトが把握しているだけでも全34回。これだけ掲載されていたという事実が驚きですよね。

月刊アピーリングをおすすめの一番に挙げているのには理由があります。それは、とにかく集めやすいんです。Amazonを含む中古書籍サイトで多数見つかりますし、オークションサイトやフリマサイトでは複数号をまとめて購入などもしやすいです。

では、どうやって集めるのか?それは、このリストを見て一つ一つ検索してください。

気が遠くなるという声が聞こえてきそうですが(笑)、まずは東方神起が表紙の号を一つや二つから始めてみましょう。やってみると意外と簡単に感じると思います。集めるコツについては後述します。

記事は5人のインタビューが最も多いですが、ライブレポートや新譜のライナーノーツの時もあります。5人の素顔と成長を追えるのは継続的に取材をしている雑誌ならではの良さですね。

月刊アピーリングは比較的簡単に多数の掲載号を集められるのですが、コンプリートするのは中々難しく、そこがコレクター心をくすぐる側面でもあります。

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2. MUSIQ?

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MUSIQ?の目玉は、何といってもアーティストの映像が入った付属DVD。撮り下ろしなのでMUSIQ?だけの貴重映像です。オルアバもヒスジャパも全部持っている、それでも“動く5人”を求めてやまない方はぜひチェックしてみてください。

ジェジュンの掲載号はこちらです。

Vol.発行年月表紙付属DVDへの
東方神起の収録
Jaereeds
所蔵
22006年7月東方神起
32006年9月
42006年11月キリト
62007年4月東方神起
92007年11月東方神起

MUSIQ?はアーティストの等身大の姿を届けることを特長としていて、DVDの映像がかなり独特です。

まず撮り方が、一般人が普通にビデオカメラを回しましたといった感じで、良い意味で素人感があるというか。ピンマイクが付けられず、照明も(多分)使われていないので、芸能人風の作られた感じがありません。

編集長がアーティストについて語るコーナーもあります。「(東方神起は)ダンスもできちゃうし、みんな凄く良い子たちでね~」「本人に生で会ってもらうといいかな~」とカジュアルな音楽業界っぽさが良い味を出しています(笑)。

掲載号によっては、東方神起のDVDへの収録がなく紙面だけの号もあります(Vol. 4)。またDVDの収録がある号であっても、出品者によってはDVDが欠けている場合があります。

DVD付きは流通量が少ないので、見つけたら早めの購入を検討してみてください。ただし紙面だけの場合であっても、写真とインタビューがしっかりと掲載されているので、入手する価値はあると思います。

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3. B-PASS(バックステージ・パス)

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B-PASSは有名アーティストから新興・若手アーティストまで幅広くJ-POPアーティストを追う雑誌です。ジャンルはバンド系からダンスユニット、ボーカルグループ、アニメソングまで様々。現在も続いていて音楽好きに支持されています。

ジェジュンの掲載号はこちらです。

発行年月表紙Jaereeds
所蔵
2005年6月GACKT
2005年12月ポルノグラフィティ
2006年2月大塚愛
2006年4月HY
2006年5月EXILE
2006年8月堂本剛
2006年9月清木場俊介
2006年12月CHEMISTRY
2007年2月EXILE
2007年4月ゆず
2007年5月EXILE
2007年7月大塚愛
2007年9月東方神起
2007年11月大塚愛
2007年12月ONE OK ROCK
2008年1月シド
2008年2月BUMP OF CHICKEN
2008年3月UVERWorld
2008年6月HY
2008年9月東方神起
2009年2月GACKT
2009年3月UVERWorld
2009年4月東方神起
2009年8月flumpool
2009年9月ORANGE RANGE
2009年11月UVERWorld
2010年3月レミオロメン
2010年5月UVERWorld
2010年8月YUI

全29回と、こちらもかなりの掲載回数ですね。

B-PASSは音楽雑誌なので、特集記事で詳しい楽曲解説だったり深い話が読めるのはもちろんなのですが、その他の様々な巻末コーナーも見逃せません。

例えば「THE 取材」というコーナーは、取材時のメンバーのこぼれ話や、場所と時間帯、撮影チームやエイベックスの○○さんといった名前まで入っていてリアル感がスゴイ。

「編集部 赤裸々ダイアリー」というコーナーには記者さんたちの月間スケジュールが載っていて、“○月○日 東方神起取材”とかその日の天気まで……。

時系列マニアの私は「△日と✕日のあのイベントの合間に東方神起は六本木でこの取材を…」と想像が広がり、もうたまりません(笑)。

こうした巻末企画は、東方神起の掲載号に必ずしも毎回載っているわけではないのですが、探せば高確率で出てきます。特集記事だけを読むのではもったいないですね。

東方神起が表紙の号は3冊で、比較的流通量が多く見つけやすいです。他のアーティストが表紙の号については、出回ってはいるものの月刊アピーリングのようにゴロゴロまとめて見つかるというわけではありません。

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抑えておきたい3つの時期

ここまで単純にジェジュンの掲載雑誌と称して列挙しましたが、厳密には東方神起だけでなく、JEJUNG & YUCHUN from 東方神起やJJYのものも含まれます。5人の記事を求めている方は気をつけて頂ければと思います。

また、時期によってはインタビューがほとんど掲載されていない場合もあります。

・2009年秋:JEJUNG & YUCHUN from 東方神起(5人ではない)

・2010年春:ベストアルバム(インタビューなし)

・2010年夏:JJY(インタビューなし)

※時期はあくまで目安です。

例えば、東方神起がベストアルバムを発売した頃はグループが事実上分裂していたため、メンバーたち自身のメディア露出はありませんでした。

したがってその時期に発売された雑誌は、主に記者が東方神起の歴史を総括したり蔵出し写真を集めたものであり、メンバーらの最新のインタビューは入っていません。

JJYの活動時期も似たような状況です。JJYの活動時期の雑誌は、記者による楽曲解説やライブレポートがメインであり、インタビューはほとんどありません。

個人的にはインタビューがなくても読み応えはあると思っていますが、ジェジュン本人の言葉を求めている方は気をつけて頂ければと思います。

表紙アーティストに注目

東方神起が表紙になっている号は、掲載ページ数が多く手に入りやすいので特におすすめです。手に入りやすい理由は、中古市場で東方神起のファンによる売買が比較的活発だからです。

その他のアーティストが表紙の場合、流通状況はその表紙アーティストによります。例えばL’Arc~en~CielやUVERWorldは比較的流通しているのに対し、大塚愛はなかなか希少で入手困難な印象です。

オークションサイトやフリマサイトで発売日を検索しても見つかりづらいなと感じたら、表紙アーティストの名前で見つかる場合もありますので、ぜひ試してみてください。

リスト作りについて

最後に重要なことをお伝えしなければなりません。それは、今回ご紹介した雑誌のリストは100%完璧なものではないということです。

私は5人時代からのファンですが、当時は今のように雑誌を集めていませんでした。それにBigeast(公式ファンクラブ)に入ったのが活動休止の直前だったので、雑誌掲載のお知らせメールなども手元に残っていません。

5人時代から10年近くの時が経ち、詳細な情報をネットで見つけるのも難しくなってきたからこそ、自分で一からリストを作り始めました。

10年以上前のバックナンバーを公開している出版社はほとんどないので、ネットに出回っている各号の表紙や目次の写真を調べ、東方神起の文字を見つけてはリストに追加してきました。

当記事のリストで公開したのは、自分で購入したり、自分の目で写真を確認して確実性が高いと判断した掲載号だけです。つまり、私が知らない掲載号がまだあるかもしれないということです。

今回ご紹介した3誌に関しては9割以上は網羅できているかと思うのですが、もしリストに載っていない掲載号を見つけた場合は、教えていただけるととても嬉しいです。

また、私が持っていない掲載号(リストの“Jaereeds所蔵”の列が“無”のもの)をもし入手された方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。私自身は入手できなくても全く構いません。貴重な雑誌が現存し、ジェジュンや東方神起のファンの元にあるという事実だけでも、すごくすごく嬉しいです。

それではまた!

ぽけぽけ

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