おすすめのジェジュン掲載書籍・雑誌 ~東方神起期・5人ファン編~

こんにちは。いつもご覧くださりありがとうございます。

当サイトは噂や記憶に頼らず公開情報をベースにジェジュンの歴史をたどることをポリシーとしています。けれど色々な出来事の中には検証材料となる情報が少なかったり、情報はあっても文章にするのが(私の言語化力の限界もあったりで)なかなか難しかったりします。

そんな中で雑誌はかなり優秀なメディアで、きちんと事務所等を通して取材しているものは信頼性が高いですし、インタビューであれば本人の言葉に触れられます。

雑誌以外のメディアも色々と調べてはいるのですが、それでもなお雑誌の情報が良質すぎるので依拠させていただいた結果、当サイトには雑誌の引用が増えました。

こうした雑誌の入手情報はこれまで引用元としてタイトルや出版年月などを明記するだけだったのですが、これからは読者の方々がもっと身近に雑誌に触れられるよう工夫していきたいなと思っています。

さしあたっては元々自分用に作っていた雑誌のリストを公開するつもりですが、一冊一冊買うよりも前にまずはチェックしていただきたい推奨アイテムがあります。

こんな方におすすめ

今回は初回のビギナー編の続編ということで、次のような方々を想定して選ばせていただきました。

・5人時代をこよなく愛する東方神起ファンの方

・密度の濃いインタビューをたくさん読みたい方

・膨大な数がある雑誌の中で本命の決定版を手に入れたい方

以上前置きが長くなりましたが、雑誌と一部書籍も入れた4点をおすすめ順にご紹介していきます。

1. SHINE 2ND ARTIST BOOK FROM TOHOSHINKI (2007年)

『SHINE』は写真集とインタビューが一体になったアーティストブック。前回のビギナー編でご紹介した『Tomorrow -000777days-』の続編です。

『Tomorrow -000777days-』がムック本のように雑誌感覚で読めるのに対して『SHINE』は少し趣向が異なり、アート系の画集の方が近いかもしれません。

<収録内容>

・沖縄の写真集
・武道館のライブ写真集
・武道館のライブ取材記
・各メンバーの個人インタビュー

沖縄の写真撮影は『Summer Dream』のPV撮影と同じロケでした。『Summer Dream』のPVは爽やかでポップなイメージですが、こちらの写真集はもう少しアーティスティックで、5人と一緒にリゾートを過ごしているような“浸れる”ムードが漂っています。

インタビューは一人ずつ別々なのに、嬉しかったことを問われてほぼ全員が武道館ライブを挙げています(笑)。まだ感動の余韻が冷めない、5人の生き生きとした前向きな言葉たちに元気を貰えます。

当時の貴重な経験をこうして今でもしっかりと追体験できるのは、彼らの内面にじっくり向き合ったインタビューのおかげですね。

当記事でご紹介するアイテムの中で、一番手に入りやすいアイテムです。

2. TOHOSHINKI Fantasy★Star 04-09(2010年)

東方神起は日本デビュー時から音楽雑誌「WHAT’s IN?」に連載コーナーを持ち、CDの発売のたびに記事を掲載してきました。『TOHOSHINKI Fantasy★Star 04-09』は、それらを一冊にまとめたアイテムです。

<収録内容>

・「東方神起のFantasy Star」2005年2月から2009年1月まで(全48回)
・リリースインタビュー 2004年から2009年3月まで(全31回)

「東方神起のFantasy Star」は堅苦しさ一切なしで5人の素顔を届ける連載コーナーです。企画内容が幅広くて、メンバーたちがバーベキュー、風鈴づくり、アイス食べ比べ、雪遊び、二人羽織、お絵描きクイズなど様々なことにチャレンジします。

5人のわちゃわちゃ、皆さんは大好物ですよね?それが全連載分揃っているというのはスゴイですよ。

連載コーナーはお遊びが盛り沢山ですが、ワッツインではちゃんとした新曲紹介もCDのリリースのたびに掲載していました。ワッツインの新曲紹介は通常、5人の集合インタビューがメインで、他にもメンバーによるセルフライナーノーツや記者によるライナーノーツが加わっていたりします。

『TOHOSHINKI Fantasy★Star 04-09』に収録されている“リリースインタビュー”は、この5人の集合インタビューの部分です。一つ一つの曲の良さだったり工夫したポイントなんかを語っているので、改めてこういったインタビューを読むと聴き馴染んだ曲にも発見があって楽しいですね。

『TOHOSHINKI Fantasy★Star 04-09』はB5サイズですが、元々はA4サイズの雑誌を圧縮しているので字が小さいです。視力に自信のない方はルーペを用意しましょう(本気です)。

ところで、この本を買えばワッツインのジェジュン掲載号を全て買ったのと同じことになるのか?という疑問がわくかもしれません。答えとしてはNoで、上記以外の東方神起特集や、2009年4月以降については収録されていませんのでご留意ください。

このアイテムは写真が載せられないのですがネット検索ですぐ見つかります。オークションサイトやフリマサイトで結構出回っているので、比較的手に入りやすいでしょう。

3. TOHOSHINKI The Works PATi PATi Edition(2010年)

こちらは音楽雑誌「PATi PATi」の総集編ともいうべきアイテムです。

<収録内容>

・撮り下ろし写真集
・PV撮影レポート(全2回)
・ライブレポート(2nd~4th Live Tour、全3回)
・リリースインタビュー 2004年12月から2009年8月まで(全23回)

>>駿河屋で『TOHOSHINKI The Works PATi PATi Edition』を見る

リリースインタビューは、5人の集合インタビューという形式は他の雑誌と同じなのですが、楽曲に対するアプローチがパチパチは特に丁寧だと思います。

制作過程や曲のイメージについて5人と記者さんが詳しく語り合っているのを読んでいると、まるで自分もレコーディングスタジオで彼らの会話に参加しているような気分に……。東方神起を音楽的に探究したい方におすすめです。

PV撮影レポートやライブレポートは、元々の掲載号と全く同じではないのですが、近いビジュアルで再編集してあるので、雑誌本来の雰囲気も楽しめるかと。

パチパチに掲載された中で『TOHOSHINKI The Works PATi PATi Edition』に含まれていないのは、主に5人以外の活動です。例えば、ジェジュンのソロ活動、JEJUNG&YUCHUN from 東方神起、JUNSU/JEJUNG/YUCHUNのユニット活動などは収録されていません。

4. Official Complete File(2010年)

<収録内容>

・「ARENA37℃」「ARENA37℃ SPECIAL」2005年から2009年まで(全56回)

このアイテムの何が凄いって、音楽雑誌「ARENA37℃」の全掲載ページを丸ごとそのまま集約してるんですよ。ワッツインやパチパチは写真を除いた文章だけを集約している箇所も多いのですが、ARENA37℃は元の雑誌そのまま。それが56回分もあるので圧巻のボリュームです。

特に貴重なのが、まだ知名度が低かった頃の活動記録が多数収められている点。例えば名刺交換会、アカペラ体験会、ラジオ局のイベント、地方のメディア巡回現場、大学の学園祭などが、数多くの写真と共に載っています。

エイベックスが制作した刊行物ではこういった活動はあまり取り上げられていませんが、東方神起が日本で売れっ子になったのがこうして全国に沢山足を運んでお仕事をした結果であることを考えると、注目に値しますよね。

なぜこのアイテムを一番最後にしたかというと、手軽に扱えない分量だからです。A4サイズで厚さ3.5cmとサイズが大きいうえに、永久保存せよとばかりに紙質が厚手なので重さもかなりあって、キッチンスケールで測ったら2795gでした(笑)これを読破するのに一体何日かかるのか……。

『Official Complete File』の定価は8,000円ですが、現在出回っている中古市場では価格にかなりバラつきがある印象です。購入の際は複数チェックして検討してみることをおすすめします。

総集編の発売の背景

上記の2~4のアイテムは各雑誌が5人時代の掲載記事を一冊にまとめた総集編というわけですが、これらが全て2010年のものであることにお気づきになられた方も多いかと思います。

東方神起は2010年の4月に5人での活動を公式に休止し、その後ジェジュンはエイベックスのマネジメントのもと、JJYとして活動を続けました。

しかし2010年9月、エイベックスによるJJYのマネジメント停止が発表されると、東方神起とJJYのいずれも再開の見通しは立たなくなりました。

上記の2~4のアイテムの発売がエイベックスを通じて発表されたのはこの後のことです。同じ頃、上記1のアイテム『SHINE』や『Tomorrow -000777days-』などの過去作品も再販されました。

グループが2人と3人に分かれたまま過去の5人のストックが次々と発売されるという状況に、当時東方神起の行く末を案じていたファンの胸中は複雑なものでした。

けれど今となれば、こうした総集編が刊行されたことで後のファンも5人時代を知る貴重な手掛かりができたのはありがたいですね。

そしてそれを買って保管してくれた当時のファンがいたから、その方々がファンを卒業しても後続のファンが受け継ぐことができるというわけですね。

ジェジュンが東方神起を離れて久しくなり、5人時代を追うことのハードルは上がってしまいましたが、それでも紙の雑誌・書籍はまだまだ流通していますので、ご興味があれば参考にしてくれると嬉しいです。

当記事でご紹介したアイテムを全部手に入れて、さらにもっと知りたい方はコレクターの入り口に立っているかと思います。次回のBlog記事では雑誌のリストを公開していきますので、よかったらお付き合いください。

それではまた!

ぽけぽけ

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