東方神起 韓国「2007 Summer SMTOWN」参加

2007年6月23日

「SMTOWN」とは毎年夏と冬(※)にSMエンターテインメントの所属アーティストが集結するコンサート、およびSMTOWN名義で発表するオムニバスアルバムのことである。※実施されない年や季節もある。

2007年夏の参加アーティストは、KANGTA、BoA、東方神起、天上智喜、Super Juniorなど。

アルバム『2007 Summer SMTOWN』の発売とともに、6月下旬から7月上旬にかけて3都市(ソウル、釜山、大邱)で4公演が開催された。

アルバム収録曲

全アーティストが共同で歌うリード曲への参加とともに、東方神起単独でも1曲を提供した。

・旅に出よう(Let’s Go on a Trip) ※全アーティスト共同
・真夏のクリスマス(Midsummer Christmas)※東方神起単独

SMファミリーとの撮影

アルバムの準備は「Five in the Black」ツアーの合間を縫って開始した。

MVやジャケットの撮影では、他の参加アーティストとともに韓国内のスタジオに集結。13人組のSuper Juniorや4人組の天上智喜などもおり、撮影現場は大所帯で賑やかな雰囲気に包まれた。

日本でツアー中なんですが韓国に駆けつけました。SMTOWNはとても楽しいんです。(SMファミリーの)皆が一緒になる機会がないんですよ。SMTOWNというアルバムや写真集を出すときにたまに顔を合わすんですが、とっても楽しくて…嬉しいんです。(ジェジュン)

Mnet Japan 2007年6月30日放送

今回はとっても楽しい曲です。みなさん一回聞けばすぐわかると思いますよ。僕も聞いてびっくりしたんです。こんな曲を僕たちが歌うなんて!ってびっくりしました。(ジェジュン)

DVD『All About 東方神起 Season 2』2007年

東方神起とBoA、天上智喜、Super Juniorは年齢が近く、練習生の頃から知り合ったり、同時期に日本活動を展開した身近な先輩後輩たちである。

こうしたSMファミリーに囲まれてインタビューに応えるジェジュンの表情はとても嬉しそうだ。ジェジュンは東方神起の中ではよく喋るムードメーカーだが、ノリの良いSuper Juniorの面々と比べると大人しく見える点も興味深い。

韓国活動への一時復帰

SMTOWNの準備当時は「Five in the Black」ツアーをはじめとする日本活動を中心としていた東方神起だったが、その様子は時折韓国でも報道されていた。

例えば6月中旬の武道館ライブでは、リハーサルの合間やライブ終了後に韓国メディア向けの取材対応が行われた。韓国語での取材中、日本活動で最も大変だった時についての問われると、メンバーらは次のように語った。

病気になっても、両親や友達がここにはいないとき…。(ジュンス)

韓国の食べ物が食べたくてたまらないときです。僕たちの中ではジェジュンが一番料理が上手いのですが、そのジェジュンも僕たち全員にはしてあげられないときです。(ユチョン)

物理的に難しいことも色々あるのですが、メンバーたちはお互い支え合って活動を続けているんですよ。だからこそ、より沢山のことを学ぶことができました。(ユンホ)

Mnet Wide News 2007年6月25日放送

武道館ライブを終え、さらに『Summer Dream』の沖縄ロケも完了した東方神起は、6月下旬、SMTOWN公演に向けて韓国に帰国した。

韓国に帰って、たくさんのスケジュールをこなしたのが印象的です。事務所の先輩も後輩も集まって行うコンサート(※SMTOWNのこと)もあったので、久々に会う人も多くて嬉しかったです。(ユンホ)

雑誌「ARENA37℃」2007年9月号

母国のファンは、普段は日本で挑戦を続ける東方神起を遠くから応援するしかないが、SMTOWNは久しぶりに公演会場で会うことのできる嬉しい機会だったことだろう。

休暇とリフレッシュ

東方神起はSMTOWNの公演期間中、韓国で忙しいスケジュールをこなしていたが、終わってからは休暇をとることができたという。

韓国に戻って久しぶりに活動をしたんですけど、ホントに運が良くて、休みの日を2泊3日もらいました。今年になってからは初めてです。奇跡です!(ジュンス)

ホントに貴重でした。もちろん(日本での)ツアー中も一日も休めなかったわけではないんですけど、何もなく休むわけではなかったので、プライベートな時間は嬉しいですね。(チャンミン)

雑誌「ARENA37℃」2007年9月号

2ndアジアツアー「O」の記事でも述べたが、東方神起はこの年の正月にまとまった休暇をとっている。それ以来、約半年間も休みなく活動してきたとは、メンバーたちの逞しさに驚くばかりだ。

この休暇をジェジュンはどのように過ごしたのだろうか。

友達とか両親に久しぶりに会って、リフレッシュしました。…あっ、髪の毛の色を変えたのもその頃です。(ジェジュン)

雑誌「ARENA37℃」2007年9月号

ジェジュンの髪の色はSMTOWNまでは黒色だったが、この時から明るい色になった。

スタッフの意見で、夏だから、変えるのもいいんじゃないかって。僕のポジションは真ん中じゃないですか。真ん中のメンバーの髪の毛の色が変わったら、チームの全体の雰囲気も変わるかなと思って。「a-nation」も近いし、夏の雰囲気で明るくていいかなぁと思ってます。(ジェジュン)

雑誌「ARENA37℃」2007年9月号

公演日程および開催地

6月23日 釜山(BEXCO)
6月30日 ソウル(オリンピック公園体操競技場)
7月1日 ソウル(オリンピック公園体操競技場)
7月7日 大邱(大邱スタジアム)

試聴 (Apple Music)

トラック2番が『旅に出よう(Let’s Go on a Trip)』、5番が『真夏のクリスマス(Midsummer Night’s Christmas)』である。

CD

DVD

『旅に出よう(Let’s Go on a Trip)』のMVとメイキング映像はこちらに収録されている。

雑誌

「ARENA37℃」では、SMTOWNにともなう韓国活動や休暇でのプライベートな時間について、メンバーらが詳しく語っている。

「SPECIALIST INTERVIEW MAGAZINE: S」 2007年8月号

SMエンターテインメント発行の韓国の雑誌。通称“S Magazine”または“Magazine S”。東方神起のグラビアの他、SMTOWNコンサートの写真などが掲載されている。

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