2021年7月15日
「愛のコールセンター」はレギュラー出演者とゲスト出演者がそれぞれチームを組んでカラオケバトルを繰り広げる韓国の人気番組。ジェジュンはゲスト出演者として初登場した。
ジェジュンはSMエンターテインメントを退所して以来、韓国のテレビで“歌手として”の出演が長年叶わなかったため、当番組への出演は記念すべき出来事であった。
オープニングでは自身のアルバム『WWW』から『Now Is Good』を歌いながら登場。
続くデュエットではイム・ジョンヨプ氏と、ユ・ジェハの名曲『愛しているから』(1987年)を歌った。ユ・ジェハは若くして事故死し死後に評価を高めた伝説のシンガー・ソングライターである。
ジェジュンとイム・ジョンヨプ氏は同年4月に韓国のラジオNaver Nowの「夜間作業室」で共演しており親交があることが知られている。二人は息の合った切ないラブバラードでしんみりとした雰囲気を作り上げるが、最後は”愛しているから”と恋人のように見つめ合い出演者たちの笑いを誘った。
最後に歌ったのはロック歌手シン・ソンウの名曲『序詞』(1994年)。
ジェジュンと『序詞』のつながりはかなり昔にさかのぼる。2006年の『All About 東方神起』では好きな曲として『序詞』を挙げ一節を歌ってみせた。また2011年にドラマ『ボスを守れ』の劇中で、さらに兵役中の2015年に地上軍フェスティバルでもこの曲を歌っている。ジェジュンにとって非常に思い入れの深い曲だと思われる。
『ボスを守れ』の歌唱シーンはこちら。
ジェジュンが母国のテレビ番組のステージで歌唱するのはJYJとして出演したKBSドラマアワードからは11年振り、ソロ歌手デビュー後は初めてであった。同番組放送後、ジェジュンの元にはテレビへの復帰を祝福する数多くのメッセージが寄せられたという。