倖田來未 feat.東方神起 日本シングル『LAST ANGEL』

2007年11月7日

『LAST ANGEL』は倖田來未の楽曲で、映画『バイオハザードⅢ』日本公開版イメージソング。

フィーチャリングアーティストとして東方神起が参加した。

オリコン上位争いの常連へ

日本への本格進出から約2年半――シングル13枚とアルバム2枚をリリースし、ホールツアーや武道館ライブを経験した東方神起は、この頃オリコン週間チャートで連続して2位に食い込むようになっていた。

それまでの日本活動を振り返るとき、本人たちからは思うようにいかない苦労や挫折が語られることも時にあったが、実績を見れば、彼らが徐々に良い成果を上げてきているのは明らかだった。

日本の音楽界に徐々に台頭してきた東方神起がこの時期に臨んだ新たなステップは、日本の有名歌手とのコラボレーションである。

彼らはまず、2007年の夏にゴスペラーズとライブイベントでの共演を果たす(SOUL POWERの記事参照)。

そして2007年の秋には、倖田來未がリリースする楽曲への参加が決まった。それが『LAST ANGEL』である。

この曲は、僕たちが初めて日本のアーティストとするコラボレーションなんですよね。それを倖田來未さんと一緒にやれたことは、東方神起にとっても光栄なこと。先輩アーティストですからね(ユンホ)

雑誌「B-PASS」2007年12月号

倖田來未との出会い

倖田來未は東方神起と同じavexに所属し、レコードレーベルも同じrhythm zoneである。

彼女は2004年にキューティーハニーの主題歌で一躍有名になり、その後もミリオンセラーを連発して高い人気と知名度を誇っていた。

東方神起から見れば先輩という言葉以上に、スターや大物歌手といった方が相応しかったかもしれない。

『LAST ANGEL』への共演オファーは、そんな倖田來未の側からだった。

聞いた話では、倖田來未さんがどこかで僕達のステージを見て、そのときに一緒にやりたいって言ってくださったそうなんですよ。“a-nation”とか、これまでにもいろいろなイベントとかでご一緒する機会も多かったですし。(ジュンス)

1年前くらいからずっと言ってくださってたみたいなんですよ。それが今回、こういう形で実現して、本当に嬉しいです。(ジェジュン)

雑誌「NEWSMAKER」2007年12月号

今夏も音楽イベント「a-nation」で一緒になり、意気投合。「何か一緒に作ろう」と約束した“夢共演”が早くも実現した。

スポーツニッポン 2007年9月25日発行

a-nationはエイベックスの歌手が一堂に会するライブイベント。その舞台裏ではアーティスト間の交流が盛んなことが知られている。

東方神起は同イベントに毎年参加しているため、倖田來未と顔を合わせる機会が何度もあったというわけだ。

東方神起とは、韓国での『アジアソングフェスティバル』や『a-nation』と、同じイベントに出演する機会が何回かあったんですけど、そこで、彼らのステージを観て“カッコイイ!!”って衝撃を受けたんですよ。

本格派コーラスグループとしての歌声にも惹かれたし、キレのあるパフォーマンスにもスゴク魅せられました。歌とパフォーマンス両方のレベルの高さに“一緒にライヴをやってみたい”そう思ったんです。(倖田來未)

雑誌「ORICON STYLE」2007年11月26日発行

『バイオハザードⅢ』とのタイアップ

『LAST ANGEL』は、映画『バイオハザードⅢ』の日本公開に先立ち、同映画の日本版イメージソングとして制作された楽曲である。

『バイオハザード』シリーズは米国でヒットしたSFアクション映画。生物化学兵器として生み出されたウィルスが世界に蔓延し、存亡の危機に瀕する人類を救うためにヒロインのアリスらが命をかけて戦う。

映画を見て感じたインスピレーションをもとに、倖田來未は『LAST ANGEL』の作詞を自ら手掛けた。

主人公アリスのおかしいと思ったことには、立ち向かい、何事も前向きに進んで行く、という芯の強さなど、憧れます。(倖田來未)

「私もダイエットしなきゃ!」 ─── 『バイオハザードIII』ジャパン・プレミアに倖田來未! | BARKS

倖田來未がイメージするのは、主人公のアリスにも通じる力強く闘う人物像。

このイメージを明確に打ち出した歌詞に、強く速いビートが特徴的なBGMが加わることで、クールさの中にポジティブな熱さを持った楽曲が出来上がった。

レコーディング

『LAST ANGEL』はメインパートの大半を倖田來未が歌い、東方神起がコーラスやラップを担うパート割りになっている。

『バイオハザード』の世界観と倖田自身のメッセージが組み合わさった中に、東方神起がどのように色付けをしていくのか。

まずはレコーディングを振り返ったメンバーらの言葉を追ってみよう。

倖田來未さんが先に歌入れしたトラックに、あとから僕たちが合わせながら入れていった感じですね。

やっぱりスケジュール的にもお互い忙しいですし、まずは何より倖田さんの作品ですし、自分たちの曲とはまた違ったものなので、僕達自身も今までにやったことのない、新しい感じで歌うことができましたね。(ユンホ)

雑誌「NEWSMAKER」2007年12月号

これはすごくファイターになった感じで、強さを秘めた歌を歌おうって思って歌ったんですよ。

コーラスワークもこれまでの東方神起のスタイルではなくて、すごく強い感じで歌ってるんですけど、途中で入るラップもパートも、作る前からディレクターさんから“強い内容でやってほしい”って言われていたので、そこは意識して作ってますし。(ユチョン)

雑誌「NEWSMAKER」2007年12月号

当作のディレクターは元々倖田來未と東方神起の両方を手掛けている。

両アーティストの魅力をよく知っているディレクターであるだけに、東方神起は倖田來未と別々のレコーディングでも安心して取り組めたと語った。

東方神起が見出す共通性

ところで、男性歌手と女性歌手の共演では一般的にキーの違いが問題となりやすい。

この点を東方神起がどのようにクリアしたのかというと、彼らはむしろレコーディングを通じて倖田來未との相性の良さに気づいたという。

今回感じたのが、男性と女性のコラボっていったら、ヴォーカル音域のギャップが大きいんですけど、この「LAST ANGEL feat. 東方神起」はそれぞれが別々な感じじゃなくて、一つのグループのような感じになって、音域が一致してる感じがしました。それは本当に嬉しかったです。(ユチョン)

雑誌「ARENA37℃」2007年12月号

完成された音源を聴いても分かるように、パワフルな低音を得意とする倖田來未と、繊細な高音を操る東方神起の歌声が、一体感を持って交錯することでスリリングな展開に拍車がかかる。

レコーディング中、倖田來未の歌声に自らの歌声を組み合わせながら、彼らは東方神起の原点ともいえるスタイルとの共通性を見出していた。

日本ではこういう雰囲気の曲ってあんまり出してないですからね。『Rising Sun』以来なのかな。すごく久しぶりに歌ったので、聴いてくださった方にはそう感じられると思うんですけど、でも韓国ではこういう感じの曲がけっこう多いし、もともとの東方神起の音楽のテイストでいえば、この曲の方が近いかもしれない。

日本ではスウィートな曲を多く歌っているので、ここでガラッと変わったのかって思われると思うんですけど、実は東方神起の音楽性に近づいているんですよね。(ジュンス)

雑誌「NEWSMAKER」2007年12月号

歌だけでなく、さらに重要な点は『LAST ANGEL』がダンスナンバーであるということ。

『Rising Sun』のような激しいダンスを得意としてきた東方神起は、PV撮影で早速その本領を発揮する。

PV撮影

『LAST ANGEL』のPVは灰色の雲に覆われた高層ビル群の光景から始まる。生命感のない廃墟のような世界を見渡して倖田來未がひとり佇むソロシーン。

ソロシーンと交互に切り替わるように現れるのが、対照的に明るい躍動感に満ちた東方神起との共演シーンである。

この共演シーンの撮影が、倖田來未と東方神起が直接会うという意味では、初めての本格的なコラボの時間となった。

(倖田來未について)ホントに優しいんです。会うのは初めてじゃないですけども、こうして長い時間を一緒にいたのは初めてだったので、最初は少し緊張していたんですが、すごく優しくて。本当に感激しました。(ジェジュン)

倖田さんが僕たちにジュースを買ってきてくれたり、とても気遣ってくれて、気さくで優しいお姉さんみたいでした。(ユンホ)

雑誌「月刊アピーリング」2007年11月22日発行

当時、倖田來未は全国ツアーの真っ最中。東方神起もアジアツアーと日本の『Forever Love』の活動を並行しており、両者とも忙しい中で制作にかけられる時間は限られていた。

そのためPV撮影の当日に全てを集中させる必要があり、例えばPVの見せ場のダンスシーンは、事前のリハーサルがなかったという。

ほとんどスタジオに入ってから合わせた感じなんです。その場で全部調整して、本番に入りました。(チャンミン)

朝から夜中まで、やっぱり丸一日撮影にかかりましたね。今回は「強いイメージ」を出すので、動きもハードで汗だくでした。(ジェジュン)

雑誌「月刊アピーリング」2007年11月22日発行

ダンスをその場で仕上げる瞬発力と適応力を発揮しながら激しく動き続ける東方神起のパフォーマンスは、倖田來未を大いに刺激した。

“さすが!!”の一言!!MV撮影では、東方神起のワイルドなパフォーマンスに引っ張られるように、私の表情もどんどん激しくなりました。

今作では、私が今までにないくらい“強い顔”をしているんですよ。ひとりのアーティストとして活動しているときには開かない引き出しを開けてもらった…いい相乗効果がたくさん現れた作品になったと思います。(倖田來未)

雑誌「ORICON STYLE」2007年11月26日発行

かくして互いのパフォーマンスでエネルギーをぶつけ合いがらも、撮影現場の雰囲気は終始和やかだったという。

雑談しながら、いろんな日本の文化について話したり、韓国の文化と日本の文化の違うところとか、たくさん話したんですけど、意外にもっと人間的な姿を感じました。(ユンホ)

撮影は、すごくお互いに笑いながら、冗談をしながらホントに楽しくやったんですね。(ジェジュン)

最初から最後までアップなテンションでずーっと行ったんですけど。倖田來未さんが僕たちに「みんな若いから元気だね」って、言われて(笑)(ユンホ)

JFN(ラジオ)「Bigeastation」2007年10月28日放送

彼らはプライベートでもエンターテイナーで。日本語でダジャレを連発したり、急に“ヨロシクオネガイシマス~!!”って声を張り上げて現場の笑いを誘ったり。

(中略)何より私が胸を打たれたのが“韓国人らしいレディーファースト”っぷり!!モニターチェックするときも“どうぞ前に”って席をゆずってくれたり……そんな優しさに驚くたびに「日本ではこれが当たり前じゃないんですか?」って言葉が返ってきて。もう感動の嵐ですよ!!(倖田來未)

雑誌「ORICON STYLE」2007年11月26日発行

倖田來未は、東方神起がただ実力ある後輩アーティストというだけでなく、彼らを通して異文化に触れることにも新鮮さを感じていたようだ。

彼女が感じた東方神起の韓国人ならではの魅力は、その後のテレビ出演を通しても発信されていくこととなる。

「うたばん」初出演

プロモーション活動では、倖田來未と東方神起が一緒にテレビの音楽番組を回ることとなった。

東方神起にとって、テレビ朝日の「Music Station」やTBSの「うたばん」はこのときが初出演。倖田來未と一緒だったからこそ出演が実現したといえるかもしれない。

「うたばん」は、とんねるずの石橋貴明とSMAPの中居正広がMCを務める人気番組で、トークの面白さに定評がある。

11月22日の放送回、倖田來未に紹介される形で東方神起が登場し、石橋と中居を交えて一人ずつメンバーの紹介が始まった。

辛い物好きの素顔

ユンホは特技のテコンドー、ジュンスは日本語の早口言葉4連発を披露してスタジオを沸かせることに成功。

続いてジェジュンが“辛さの達人”として紹介されると、おもむろに白飯の入った茶碗と、黄色いチューブの練り辛子がトレーに乗って運ばれてきた。

石橋:え?なにそれ?

中居:ごはんに…それ、辛子?……ご飯と辛子はそもそも合わないよね?

(ご飯の上に辛子を絞り出すジェジュン)

倖田:え…うそぉ…

中居:それ美味しくて食べるの?

ジェジュン:(ご飯と辛子を混ぜながら)美味しいです♪

倖田:ええっ!お金ないの?

(中略)

ジェジュン:(実食して涙目になりながら)涙が出てるでしょ?食べてこの鼻と目の痛くなる、その痛みが本当に好きですよ!

TBS「うたばん」2007年11月22日放送

ジェジュンの辛い物好きな一面は、このとき多くの日本のファンに知られることとなった。

練り辛子だけで白飯を食べるというのは、日本人の感覚からするとかなり斬新である。しかし白いご飯自体が大好物であり、かつ辛い物好きなジェジュンにとっては最強の組み合わせなのだろう。

余談だが、ジェジュンは2021年に出演したNHKラジオ「POP★A」でも、子どもの頃に白いご飯にコチュジャンとごま油をかけて食べるのが大好きだったと語っている。

女性心理をつかむ

続いて「うたばん」では“女心くすぐり対決”と称して、うたばんチーム(石橋と中居)と東方神起チーム(東方神起)が対決。

この対決では、倖田來未や観覧席の女性たちが判定者となり、両チームが女性を喜ばせるアイデアを競う。

「最高に好きな女性にはどうやって告白をしますか?」というお題では、東方神起はなんと実体験を披露してみせた。

ユンホ:ロウソク300本で道とハートを作って、その中で準備したバラを置いて、一つは彼女、一つは僕。

倖田來未:え~~!言われた~い♡

TBS「うたばん」2007年11月22日放送

デートや告白の演出アイデアを提案する東方神起にさほど大げさな様子はみられない。

一方、それらのロマンティックぶりに、倖田來未と観覧席の女性たちは盛り上がる一方だった。

倖田來未のコンサートへの参加

『LAST ANGEL』のライブでの初披露は倖田來未の単独コンサートである。

12月1日、全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2007 ~Black Cherry~」の最終公演。デビューして7年を迎える倖田來未は、この日、自身初の東京ドーム公演という夢を叶えた。

公演は三幕構成になっており、第一幕はダンス中心の“THE 倖田來未”の世界。

巨大な海賊船のセットをバックに海賊風のコスチュームで登場した倖田が、途中でカウンターでカクテルを作ったりキューティーハニーに変身したりと多彩なパフォーマンスを展開する。

第二幕はファンに愛される“くぅちゃん”の世界。淡い色のドレスを着用し、切ないバラードやラブリーなポップスなどの曲展開で会場をほんわかとした雰囲気で包んでいく。

第三幕はまた雰囲気が一変し、骨太なロックの世界に突入する。「行くぞ東京ドーム!!」と野太い声でシャウトする倖田の姿に第二幕までの甘やかさはどこにも見られない。

第三幕からはとにかくカッコよさを追求するパートで、『人魚姫』『FREAKY』『real Emotion』とパワフルな楽曲をたたみかけ、会場のテンションを一気に上げたところで投入されたのが、新曲『LAST ANGEL』だ。

5万人の大観衆を前に

ビジョンに“feat. TOHOSHINKI”という文字が現れると会場がざわつき、『LAST ANGEL』のイントロ映像で東方神起のメンバーが一人ずつ映し出された。

その後、倖田來未と東方神起が6人同時にステージに現れると、大きな歓声で迎えられた。

『LAST ANGEL』でコラボレーションした東方神起がサプライズ登場。会場からは大歓声が上がりました。ドーム初のMCにも一緒に参加し、先輩である倖田來未の7周年にお祝いの花を添えました。

彼らは満員の東京ドームでのステージでも緊張する様子もなく、倖田來未にあわせた黒の衣装でパフォーマンスを披露。さすが、6人での息もピッタリでした。

雑誌「月刊アピーリング」2007年12月21日発行

このステージで見せた東方神起のコラボならではの色、そして東京ドームの大観衆を見渡すジェジュンの表情は、ぜひライブDVDでチェックされたい。

当記事では、その時の心境を振り返ったジェジュンの言葉を紹介することとしよう。

以前、倖田來未さんの東京ドーム公演に東方神起がゲストとして出たことがあったんですけど、そのときは1曲だけしか歌わなかったのにすごく気持ちよくて、その感覚がずーっと忘れられなかった。

たった1曲でもそんな感覚になるんだから、自分たちのライブを東京ドームでやったら、もっともっと気持ちいいんだろうなって。(ジェジュン)

雑誌「WHAT’s IN?」2009年7月号

コラボレーションが見せてくれるもの

『LAST ANGEL』での倖田來未との共演を振り返ると、レコーディング、テレビ出演、ライブについて前述したように、東方神起にとって未知の体験の連続だったことがわかる。

女性のアーティストと歌ったら、どんな風になるのか、どんな色が出るのか予想も出来なかったんですけど、(自分たちは)こんな色も持ってるんだってちょっとビックリしました。

いい音楽が出来て、本当に良かったっていうか……また他のアーティストさんたちともやってみたいと思えたし、東方神起に他の可能性が見えたんですよ。これから、もっといろんな色を見せることになるんだろうなって。(ジェジュン)

雑誌「B-PASS」2007年12月号

倖田來未も普段は開かない引き出しを東方神起に開けてもらったと語ったように、他のアーティストとの化学反応によって自己を再発見し互いに高め合えること、それがコラボの意義と言えるかもしれない。

東方神起が約2年半の日本活動で経験と実績をつけた結果、ゴスペラーズや倖田來未と共演できたことで、さらなる成長と飛躍が待っているのではないか。

そう予感した記者が、メンバーらに次のように尋ねた。

――今日本を代表するトップアーティストの共演ということで、これまで以上に注目を浴びるのは間違いないと思うんだけど。

一同   :(爆笑)

――どういう意味、その笑いは?

ユンホ  :僕たちは違います……。

ジェジュン:倖田さんはトップアーティストですが。

ジュンス :僕たちはまだまだです。

チャンミン:間違いないです。

雑誌「PATi PATi」2007年12月号

実際、この翌年に東方神起はブレイクし、倖田來未の背中を追うように翌々年には東京ドーム公演を実現することとなる。

したがって彼らのヒットを予見した記者の見方は正しいと言えるのだが、当の本人たちにそのような実感はなかったようだ。

倖田さんのホントに魅力的なヴォーカルで、歌っていても楽しくなりました。コラボ自体は初めてだったんですけど、すごくいいスタートだったので、これからもいろいろとやっていきたいですね(ユチョン)

雑誌「ARENA37℃」2007年12月号

初めてのコラボが良い雰囲気で出来たので、これから誰かとコラボする機会があった時にも良い気持ちでできると思うんです。だから、倖田さんとのコラボが良い形でのスタートになったことがすごく嬉しいです。(ジェジュン)

雑誌「ORICON STYLE」2007年11月26日発行

初挑戦の日本のアーティストとのコラボに手ごたえを感じたジェジュン。

彼が意欲を見せた次のコラボが実現したのは、オリジナル曲では2021年の『BREAKING DAWN Produced by HYDE』、ボーカルのコラボでは2022年の中島美嘉との『One Heart』である。

日本でソロ歌手としての実績を重ね、機が熟したジェジュンが迎える新たなコラボは、次の進化への始まりとなるだろうか。

LAST ANGEL -TOHOSHINKI ver.

東方神起が2008年1月に発売したアルバム『T』には、東方神起のみが歌った『LAST ANGEL』が収録された。

当初のバージョンで倖田來未が歌っていたパートは、『T』に収録された東方神起バージョンでは主にジェジュンとジュンスに置き換えられている。

試聴 (Apple Music)

CD・DVD

『LAST ANGEL feat. 東方神起』のCDのみのバージョンはこちら。

『LAST ANGEL feat. 東方神起』のDVD付きのバージョンには、東方神起のインタビュー映像が収められている。

倖田來未の東京ドーム公演でのパフォーマンス映像はこちらに収録されている。

雑誌

月刊アピーリングの表紙は東方神起。全7ページの特集は、『LAST ANGEL』だけでなく同時期の『Forever Love』やアジアツアー「O」についても詳しい。

『LAST ANGEL』のエピソードはOricon Styleが最も詳しい。東方神起と倖田來未で別々の記事があり、それぞれで『LAST ANGEL』の魅力が語られている。

NEWSMAKERは楽曲解説が詳しく、踏み込んだ視点で書かれている。同時期の『Forever Love』についても詳しい。裏表紙のグラビアは東方神起である。 

B-PASSには倖田來未との『LAST ANGEL』や『Forever Love』のレコーディングの話題を中心としたインタビューが掲載されている。

ARENA37℃は、『Forever Love』についての話題が中心だが、『LAST ANGEL』についても触れられている。

PATi PATiも『Forever Love』についての話題が中心だが、『LAST ANGEL』についても触れられている。

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倖田來未 feat.東方神起 日本シングル『LAST ANGEL』」への1件のフィードバック

  1. なすびさくら さんの発言:

    うたばん に出演できてよかった。倖田來未さんがとっても東方神起を推してくれてほんとに5人のお姉さんみたいにみえてほのぼのした雰囲気で視聴者も東方神起を微笑ましく見たのではと思います。然しながらそこに至るまでは一緒にしたa_Nation とかで倖田來未さんに東方神起をよく認知して貰ったからだったんですね!

    返信

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