東方神起 日本シングル『Somebody To Love』

2005年7月13日

『Somebody To Love』は東方神起の日本での2作目のシングルである。

収録曲

・Somebody To Love
・言葉はいらない

タイトル曲『Somebody To Love』について、ジェジュンは次のように語っている。

なかなか上手く発音できずに、レコーディングでは何時間も同じ箇所を歌い続けたり、どうしても自分が納得いかなくて何度もやり直させてもらったりもしたんですけど、スタッフさんも僕達が納得いくまで一緒に頑張ってくれて、本当に感謝しています。

東方神起、切ない心を描いた2ndシングル「Somebody To Love」がいよいよ登場! | BARKS

『言葉はいらない』はジェジュンとユチョンがメインボーカルを務める。

ミディアムテンポの曲ですが、ところどころ強いビートがあって、曲構成が面白いので、そんなところにも注目して聴いて下さい。(ジェジュン)

東方神起 スペシャルインタビュー! アルバム全曲紹介 (archive.org)(2006年4月エイベックス東方神起HPのアーカイブ)

PV撮影は2005年7月上旬に行われ、朝から深夜までかかった。ダンスシーンだけでも6時間かかり、真夏のスタジオでスーツを着て踊るハードな現場であった。

後にジェジュンは当シングルの活動について次のように振り返った。

この曲で初めてオリコン・(デイリーシングル)ランキングで7位を取ったことがいちばん思い出深いです!日本のランキングのトップ10に入ることは、僕たちのデビュー前からの夢でもあったので、本当に嬉しかったです!

ソニー・マガジンズ『東方神起 Tomorrow-000777days-』2006年

その後、『Somebody To Love』 は東方神起の単独コンサートでは必ずと言って良いほど歌われるようになり、観客と一緒にマフラータオルを振り回しながらジャンプする定番の曲となった。

イベント出演

『Somebody To Love』の活動は、7月に韓国での『Hi Ya Ya 夏の日』の活動と交互に展開された。

7月6日には、東京タワーで七夕イベントに出演。メンバーらはそれぞれ願い事を手書きした短冊を手に持って登場。ジェジュンの願い事は「にほんごがもっとうまくなりたい」。その後ファンと一緒に記念撮影をしたり、Somebody To Loveのアカペラをショートバージョンで披露した。

7月下旬は、雑誌「WHAT’s IN?」の公開取材や、東京、神奈川、千葉、福岡などを回りラジオ局が主催する音楽イベントでライブを実施した。

アカペラ体験会

2ndシングルの発売を記念して、東京・名古屋・大阪の3都市でアカペラ体験会を開催した。

招待者は、CD『Somebody To Love』に封入されたシリアルナンバーを通じて応募した応募者の中から抽選で選ばれる仕組み。全8公演に渡って約2千500人が招待された。

アカペラ体験会は映像化されており、東方神起の歌声にシーンと聞き入る会場の雰囲気が印象的である。

開催日程および場所は次の通り。 

7月29日 名古屋(CLUB QUATTRO)300人ずつ2公演
7月30日 大阪(Shangri-La) 350人ずつ3公演
7月31日 東京(TOKYO FM HALL)300人ずつ3公演

ボウリング企画

テレビ「音流」雑誌「WHAT’s IN?」の企画では、レコーディングやプロモーション活動の合間を縫って、メンバー対抗ボウリング大会が行われた。

戦況は運動神経抜群のユンホとジュンスがトップを争い、中間のユチョンが自由な投球を楽しむ中、最下位争いはジェジュンとチャンミンに絞られた。

ビリ争いのふたり(ジェジュンとチャンミン)は、お互いのガーターを喜び合うという始末(笑)。ジェジュンはボウリング初挑戦のチャンミンに負けるのが悔しかったと見え、焦って投球前に指が抜けなくなってみたり、ズルしてレーンの中に入り、ピンの1メートル手前からボールを投げるなど必死で戦っていたのでした。

雑誌『WHAT’s IN?』2005年8月号

ビリから脱出しようと、ピンと倒すことだけに集中して球を投げるジェジュンのフォームがとても面白かったのを今もしっかりと覚えてます(笑)(ユンホ)

ソニー・マガジンズ『東方神起 Tomorrow-000777days-』2006年

ジェジュンは必死の祈りも空しくガーターを連発し、さらにチャンミンの邪魔をして悪あがきしたものの、結局は最下位になってしまった。この時メンバーは「ビリ」という日本語を覚えたのだそうだ。

CD・DVD

CDのみのバージョンにのみ『Somebody To Love』のアカペラバージョンが収録されている。

『History in Japan Vol.1』にはジャケット写真撮影、PV撮影、アカペラ体験会、各種イベントなどが収録されている。

『History in Japan Special』にもジャケット写真撮影とPV撮影が収録されている。

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